大谷翔平選手3年連続MLBオールスター出場〜レッドカーペットのお楽しみ

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MLBのロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が、2023年7月に開催されるオールスターゲームにファン投票第1位で出場することになりました。

そして3年連続、“二刀流”(投手と指名打者)選手として選ばれています。二刀流としてMLBオールスターに出場するのは、MLB史上大谷選手だけです。

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オールスターゲームでは、試合はもちろん、試合前に開催されるホームランダービーや「Red Carpet Show(レッドカーペットショー)」が人気です。

レッドカーペットショーでは、全出場選手が、赤じゅうたんの上を歩きファンの前に姿を現します。家族や恋人と参加する選手も多い中、大谷選手は今年はどのように登場するでしょうか?

こちらの記事では、大谷選手のこれまでの登場シーンを振り返るとともに、レッドカーペットを彩った日本人選手とその奥様たちを紹介したいと思います。

大谷選手のファッションは?

初出場(2021年):ブルーのスーツをカジュアルに着こなし

2021年、初出場の大谷選手は、2020年からブランドアンバサダーを務める「HUGO BOSS」のブルーのスーツに白のTシャツを合わせて登場しました。

足元は白のスニーカーをチョイスし、ヘアスタイルも前髪が自然に流れるようにセットされ、大谷選手の爽やかなイメージがさらに強調されるコーディネートでした。

この年は、開催地に本拠地があるコロラド・ロッキーズのチームカラーであるパープルのカーペットが敷かれました。

大谷選手の腕時計の文字盤はパープル、チーフも同系色と白を組み合わせたデザインで、シンプルなのに細かなところにまでおしゃれが行き届いたファッションでした。

2回目(2022年):モスグリーンのスーツでシックに

2回目の出場となった大谷選手は、この年も「HUGO BOSS」のオーダーメイドのモスグリーンのスーツで登場しました。

Jerritt Clark / Getty Images

カーキのネクタイに、足元はブラウンの革靴で全体的にシックな雰囲気でした。ヘアスタイルも分け目をきっちりつけてセットしています。

2022年は、アメリカのメディア「ジ・アスレチック」が発表している、レッドカーペットショーに登場した選手のファッションランキングで1位に選出されています。

大谷選手は、レッドカーペットショーのインタビューを受けました。日頃のファッションについて聞かれると、大谷選手はジャージばかりだと答えていました。

またインタビューアーから、マイアミ・マーリンズ所属のジャズ・チザム・ジュニアのファッションについて、大谷選手も着てみたいか聞かれました。

大谷選手は「もし来年(2023年)も出場できるようであれば、考えてみる」と回答していました。

話題となったジャズ・チザム・ジュニア選手のファッション

レッドカーペットショーを彩った日本人選手と夫人たち

レッドカーペットショーは、家族や恋人を伴って登場する選手が大半です。これまでオールスターゲームに出場した日本人選手のうち夫人や家族を伴って登場した選手を調べてみました。

イチロー選手と弓子夫人

イチロー選手は、シアトル・マリナーズに在籍していた2001年から2010年まで、10年連続でオールスターゲームに出場しました。

レッドカーペットショーに弓子夫人と登場したのは2006年からでした。あまり大笑いする姿がイメージできないお二人でしたが、レッドカーペットショーでは、毎回二人で仲良く談笑していた姿が印象的です。

2006年、二人ともTシャツでカジュアルな装い

2007年開催時、サンフランシスコにてシックなブラックで登場

2008年開催時、ニューヨークにて

弓子夫人のオレンジのワンピースが夏のニューヨークに映えました

2009年は落ち着いた雰囲気で登場

2010年はディズニーランドで開催されました

田中将大選手とまい夫人

田中将大選手は、2019年のオールスターゲームに出場しました。そこで日本人選手として初めて勝利投手となりました。

レッドカーペットには、まい夫人と長男の三人で登場しました。まい夫人が、第2子となる長女を出産して1ヶ月で公の場に出てきたことも話題になりました。

田中選手は、2014年に選手間投票1位でオールスターゲームに選出されていました。しかし右肘靱帯の部分断裂で故障者リスト入りし、辞退したことがありました。

そのため、5年越しのオールスターゲーム出場は家族にとっても悲願達成の1日であったようです。まい夫人の晴れやかな笑顔がとても素敵でした。

菊池雄星選手と瑠美夫人

菊池雄星選手は、2021年のオールスターゲームに選出されました。しかしながら、試合の前日にコロナ関連を理由に故障者リスト入りし、出場そのものは叶いませんでした。

菊池選手は、試合前のレッドカーペットには瑠美夫人と長男とともに参加しました。菊池選手はインタビューで「妻と歩きたい気持ちが強く」と答えています。

残念ながら試合出場は叶いませんでしたが、きっとご家族のいい思い出になったのではないでしょうか。

番外編:ダルビッシュ有選手と聖子夫人

オールスターゲームではありませんが、チーム主催のイベントで、レッドカーペットを歩いたのはダルビッシュ有選手と聖子夫人です。2022年にパドレスが主催したパーティにご夫妻で参加しました。

これまでダルビッシュ選手と聖子夫人が公のイベントに揃って参加することはありませんでした。

聖子夫人は、この時第5子妊娠中でした。ダルビッシュ選手が優しくエスコートしていて、とてもお似合いのご夫妻という印象です。

NOMOからSHO-time、がんばれ日本人選手!

MLBは、アメリカの4大プロスポーツの中でも歴史が古い人気のあるリーグです。大体地元に1チームはあるので、おじいさんの代からチームのファンだと公言する人もいます。

管理人が初めてMLBのスタジアムで観戦したのは1995年でした。オハイオ州シンシナティ・レッズの試合にホストファミリーが連れて行ってくれました。

先述の通り、地元のチームや選手以外はあまりわかっていないのですが、「NOMO」は知っていました。当時メジャー1年目の野茂英雄投手がトルネード投法で奪三振ショーを繰り広げていた最中でした。レッズのスタジアムで、私が日本人だとわかると、見知らぬ人も「Oh~NOMO!」と笑いかけてきました。

その後、管理人はヤンキース・スタジアム(建て替え前)、ドジャーズ・スタジアム、テキサスレンジャーズのアーリントン球場(移動前)へ足を運びました。

今でもMLBの試合中継を見ていると、ヤンキース・スタジアムでの光景を思い出します。松井秀喜選手が渡米してすぐの頃です。勤めていた会社がヤンキーススタジアムの年間シートを持っていて、それを譲ってもらい、さらに自分でもチケットを購入し、2年連続で夏休みをニューヨークで過ごしました。

ホットドッグを投げてくる売り子のおじさんや、7回表が終わった時の「YMCA」、そしてあの「Take me out the ball game」の歌に出てくる「Cracker Jack」が本当に売っていたこと。

Cracker Jackはピーナッツが入ったキャラメルポップコーン。一粒で二度おいしい。

日本では当たり前の鳴り物の応援がない代わりに、ライブのオルガン演奏で「Charge!」と選手を盛り上げるシーンなど、野球とBall Gameの違いを感じる時間でした。

野茂選手が海を渡ってから、約30年が経ちます。当時のMLBで日本人選手は野茂選手だけ、日本人は全くのマイナーでした。この年月の中で、多くの日本人選手がMLB選手になりました。

大谷選手は、MLBのレジェンドになることは間違いありません。今後の活躍はもちろん、まずは今年のオールスターゲームでの大谷選手が楽しみです。

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