MLBのロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が、7月7日(日本時間8日)に、3年連続100安打を達成しました。大谷選手が100安打を7月に達成するのは初めてです。
100安打目の内容、69年ぶりの記録達成
大谷選手は、100本目の安打で、なんと69年ぶりのすごい記録を達成も果たしました。
この日はチームの本拠地を同じロサンゼルスに構えるドジャーズとの一戦でした。大谷選手は1番DHで出場しました。
7月4日のパトレス戦で先発した際、右中指の爪が割れ、マメができたと報じられていました。しかし球場に入りの時はテーピングしている様子は窺えませんでした。
4回表、ノーアウトから、初球、167キロのストレートをライト前にヒットを打ちました。
大谷選手が、69年ぶりにマークした記録は、オールスター前に、「100安打、30本塁打、5三塁打を達成」というものでした。大谷選手は、MLB史上、この記録の2人目の達成選手となりました。
大谷選手が並んだウィリー・メイズ選手とは
今回大谷選手が打ち立てた記録は、1954年(昭和29年)にウィリー・メイズ(当時ジャイアンツ)選手が初めて達成しました。
ウィリー・メイズ選手は、長打力を含め、走攻守すべてを兼ね備えたMLB史上最高の「コンプリート・プレーヤー(完全無欠の選手)」と評され、1979年にMLBの殿堂入りを果たしています。
オールスターゲームにも、1954年から1973年まで20回連続で出場を果たしました。
メイズ選手の背番号「24」は、在籍していたサンフランシスコ・ジャイアンツとニューヨーク・メッツでは、永久欠番となっています。2015年にはアメリカのオバマ大統領から、アメリカの最高位の勲章で大統領自由憲章を贈られました。
大谷選手は、文字通りのMLBレジェンドと並びました。
日本人選手としての記録にも名を連ねる
また同時に、大谷選手はMLBで3年連続100安打を達成した、6人目の日本人プレーヤーともなりました。
大谷選手は、2019年にも100安打を達成しています。2020年は7月に開幕するイレギュラーなシーズンとなったため、2021年からの記録として改めてカウントされています。この記録がどこまで伸びるか楽しみですね。
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アイキャッチ画像は、NikkanSports(撮影・垰建太)より
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