大谷選手、真夏の完封&3打席連続ホームランの記録

大谷翔平選手

エンゼルス大谷翔平選手が、7月27日(現地時間)に、また偉業を達成しました。この日は、タイガーズとのダブルヘッダーでした。

自身初のメジャーでの完封を達成

大谷選手は、第1試合を、2番ピッチャーで先発出場しました。

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9回を最後まで投げ抜き、許したヒットは1本、三振を8つを奪う素晴らしい内容で、自身初のメジャーでの完投、完封で9勝目を挙げました。

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3打席連続ホームランは、第2試合から始まった

大谷選手は、続く第2試合では、2番・DHで出場しました。ここで、2打席連続の37号2ラン、38号ソロホームランを打ち、エンゼルスの4連勝に貢献しました。

そして、この活躍の余韻は翌日にも続き、7月28日(現地時間)には、3打席連続ホームランを記録します。ちなみに、MLBの最長連続(打席)ホームランは、4打席連続です。日本のプロ野球では、2022年に村上宗隆選手が5打席連続ホームランを記録しています。

アメリカのスポーツ専門局・ESPNによると、大谷選手が7月中まで記録した本塁打数は、この39号で歴代3位の記録となりました。

なお7月末までに記録した本塁打数の歴代1位は、2022年にホームラン王となったアーロン・ジャッジ選手(ヤンキース)が記録した42本です。

続く2位は、1998年に2年連続ホームラン王となったケン・グリフィーJr.選手(マリナーズ)の41本です。

大谷選手の3打席連続ホームランを振り返る

大谷選手は、これまで2023年のシーズンで「3試合連続」ホームランを記録していましたが、「3打席連続」はありませんでした。

1打席目:37号2ランは、レフトへ

大谷選手の37号は2回に飛び出しました。タイガースの先発マニング投手のフォーシーム(直球)を軽々とレフトスタンドへ運びました。

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2打席目:38号はソロホームラン

またもマニング投手のフォーシームを大谷選手はとらえます。大谷選手は打ってすぐに手応えを感じたのか、バットを放します。打球はセンターへ一直線に飛んでいきました。

3打席目:39号もソロホームラン

3打席連続の最後は、7月28日(現地時間)のブルージェイズ戦の第1打席でした。先発のガウスマン投手のフォーシームをライトスタンドへ運びました。

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鈴木誠也選手も、2023年5月に3打席連続ホームランを記録

カブスの鈴木誠也選手も、5月16日、17日と2日にわたって3打席連続ホームランを記録しています。試合はいずれもアストロズ戦でした。

第1打席:ゲージ投手のフォーシームをレフトスタンドへ

Seiya Suzuki's two-run homer (3) | 05/16/2023
Seiya Suzuki launches a two-run home run to left field, scoring Christopher Morel and cutting the Cubs' deficit to 7-3 in the 9th inning

第2打席:フランス投手のスイーパーをレフトスタンドへ

Seiya Suzuki's solo homer (4) | 05/17/2023
Seiya Suzuki drills a solo home run to left field, extending the Cubs' lead to 3-0 in the top of the 1st inning

第3打席:同じくフランス投手のスイーパーをレフトスタンドへ、こちらは2ランホームランでした。

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大谷選手のホームラン量産ペースを上回るのは、MLBレジェンド5人しかいない

 

 

7月25日から7月26日にかけて、エンゼルスの公式Twitterで「ホームチームの最終優秀選手」投票が開催されました。大谷選手はファンから圧倒的1位で選出されました。

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「記録更新」や「史上初」を連発している大谷選手ですが、まだ達成していない記録もありますね。エンゼルスがポストシーズンに進出できるか、大谷選手の活躍が左右するといっても過言ではありません。

ダブルヘッダーによる影響か、大谷選手が途中交代したニュースが入っていましたが、大谷選手は翌日もスタメン出場しました。これからも活躍が楽しみです。

*アイキャッチ画像:Getty Images

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